『ゆるふわ農家の文字化けスキル ~異世界でカタログ通販やってます~』~ あらすじ・キャラ・見どころ紹介!

本作『ゆるふわ農家の文字化けスキル ~異世界でカタログ通販やってます~』は、
作画:綾月ツナ先生、原作:白石新先生、キャラクター原案:ももいろね先生による異世界転生漫画です。

あらすじ

 ブラック企業勤めのアラサー会社員・平山達也(通称タツヤ)は、突如異世界召喚されてしまいます。召喚先にはタツヤと同じように召喚された者もいたのですが、彼らは戦闘に役立つスキルを所持していました。

 一方タツヤが所持していたスキルは、文字化けして何を意味するかわからなかったり、「農作物栽培」「農具取扱」といった戦闘に関係なさそうなものしかありません。召喚先の王様からタツヤは冷遇され、訓練中に大森林の中に置き去りにされてしまいます。

 まともな戦闘スキルもないのにどうすれば!と途方にくれますが、戦闘には無意味に思えたスキルがサバイバルにおいてはチート級の性能でした。大森林の中でもタツヤは快適に生活をし、可愛い女の子を侍らせてハーレム生活を満喫していくことに…!

登場人物紹介

平山 達也(タツヤ)

 現実世界ではブラック企業に勤めていた、29歳になる男性会社員。異世界へと召喚されるも、タツヤが所持していたのは、文字化けして意味のわからないスキルや農業向きのものばかり。これによってタツヤは冷遇され、山中で置き去りにされます。

 ところがタツヤの能力はサバイバル向きであり、「農作物栽培」「種創造」といったスキルで美味しい農作物を生産。これによって食料は自給自足が可能になります。

 また戦闘には不向きだと思われたタツヤですが、農具を手にすれば無双の強さを発揮する「農具取扱」によって解決。「異次元物流」というスキルによって現実世界の商品を購入することが出来、これによって異世界でも現実世界同様の生活が可能になりました。

 気付けばタツヤの周りには女の子が侍り、ハーレム化。「夜の帝王」によって、夜の生活も無双するのでした。

ソーニャ

 小兎人族の女王で、年齢は22歳。大好物はニンジンで、ニンジンの為なら人を殺す事も躊躇しません。タツヤが作る超美味なニンジンの虜となり、タツヤの傍から離れなくなりました。

 普通の小兎人族ですら凄まじい戦闘力を誇るのですが、その女王であるソーニャの戦闘力は作中でも最強レベルです。

 ただ性格は自由奔放。タツヤのハーレム陣の中において、唯一働かない女性でもあります。ただ、部下である小兎人族達を働かせているので、それで帳尻を合わせています。

アリサ

 狐族の女性冒険者。戦闘向きではなく斥候系。死亡した冒険者の遺品を持ち帰って、遺族から報酬を得る剝ぎ取り屋もしています。

 大森林の中で生活しているタツヤと知り合ってから、タツヤが所持していたモンスター達の爪や皮等の素材を街へ売りに行く代理人を務めます。ただ、タツヤが相場を知らないのをいいことに多額のマージンをとっており、発覚後はタツヤに頭が上がらないように。

 アリサはタツヤの有用性を理解しており、気づけばハーレムの一人になっていました。

マリア

 魔界を追放されたサキュバスで、サキュバス族の中では公爵家の出身と身分は高め。

 空腹で弱っているところをタツヤに助けてもらい、以降タツヤと共に生活をします。「夜の帝王」スキルを持つタツヤとは相性が良いです。

 サキュバス族の窮地をタツヤに助けてもらったりもし、タツヤには大恩を感じています。

コーネリア

 十二柱の魔王の一人であり、最強角の一人。見た目は幼女ながら、話し方はババアというロリババア。一目でタツヤを強者と見抜く眼力の持ち主です。

 昔、異世界転移者にカレーを食べさせてもらったことがあり、タツヤが作る美味し過ぎるカレーにハマってしまいます。

見どころ – 好きなシーン

 魔王コーネリアがタツヤのところを初めて訪れたシーンです! タツヤが魔王レベルの強者!と判明した場面でもあります。

 コーネリアが来た時、タツヤはすでにソーニャとマリアを従えていました。どちらも強い異性になびくという習性をもつ種族でしたが、これまでタツヤがどれほど強いか不明でした。というのもソーニャはタツヤの作る美味しいニンジンに釣られて、サキュバスであるマリアはタツヤの「夜の帝王」スキルに惹かれてという感じでしたから。

 しかしコーネリアがタツヤの実力を見抜き、そして戦闘を避けた事でタツヤの実力が明らかに。実はタツヤってすごい男だったんだ!と明らかとなったこのシーンが好きです。

見どころ – 関係性、ここに注目!

 アリサとタツヤの関係性がいいですね。

 タツヤは「夜の帝王」スキルがあるからか、女性に手を出してはハーレム化していきます。そんな中、アリサはなかなかタツヤの手に落ちなかったんです。タツヤに魅力は感じてはいるものの、他の女性達のようにすぐ靡かないといいましょうか。気難しい猫みたいな感じでした。

 実際タツヤもアリサを陥落させるまで、他の女性よりかなり時間がかかっていたと思います。苦労した分だけアリサを落とした時の感動は大きかったですし、以降も程よい距離を保つアリサとタツヤの距離感が好ましいです。

 ぜひ、読んで楽しんでみてくださいね!