『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』~ あらすじ・キャラ・見どころ紹介!

本作『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』は、
漫画:皇ハマオ先生・夢唄先生、原作:月夜涙先生、キャラクター原案:れい亜先生による異世界転生漫画です。

あらすじ

 世界最高峰の殺し屋が高齢を理由に引退し、組織で後任の教師をするため日本に向かっていた。だが、後任の教師の仕事は口実で、所属していた組織に口封じとして、乗っていた飛行機ごと殺される。

 死んだ先で女神から、異世界に転生して勇者を殺してほしいと依頼を受ける。転生した先は、暗殺を生業とする貴族の息子。いずれ出会う勇者を殺すために、殺し屋として成長していく主人公ルーグの物語。

 先代の父親から暗殺教育を受けながら、捨て子となった少女タルトや、商人の父親が従業員に殺されて強制的に孤児院に入ったマーハ、ルーグの従妹で幼馴染のディアと協力し、暗殺の準備として経済活動にも精を出す。前世の知識を生かして、美容品の乳液やチョコレートを販売したりして、世界の流通を支配していく。

登場人物紹介

ルーグ

 前世では世界最高峰の暗殺者。転生後では暗殺を生業とする貴族の息子。兄弟がいたことが発覚しているが、ルーグ自身はそのことを知らない設定。

 ルーグは前世の記憶があるので殺人に対する忌避感がないが、父親からの教育で罪悪感など人並みの感情を持ち合わせてきた様子。金持ちなので生活は安定しており、顔もかっこよく女性に優しいので女性にもてる。

 父親の仕事つながりで、大企業のバロール商会現当主の妾の子としての戸籍をもち、前世の時から娼婦に化粧のことを学んだその知識を生かして化粧品の販売を行っている。

 戦闘に関しては正面からの戦闘ではなく、やはり死角からの暗殺が得意。従妹のディアの一族が襲撃したセタンタに対して、決闘と見せかけて、魔法を利用した自由落下運動による一撃を加えて暗殺を行った。

 学園に入学し、勇者エポナと模擬戦を行ったが実力差を知る。勇者エポナとオーク討伐に参加。

タルト

 平民出身で、魔力を身に宿しているルーグの家のメイド。口減らしのため捨てられ、隣の領地からルーグの家の領地が裕福と聞き、職を求めてやってきたところ、ルーグと出会い拾ってもらう。

 出会った頃は貧相な体で、男か女かわからない外見だったが、次第に胸を強調した美少女へと変貌していった。

 使う武器は槍で、普段は2つに分けて太ももの部分に隠して身に着けている。

 ルーグの従妹のディア救出の際は、長距離移動のための体力温存として、ジェットストリームの役割をしていた。

 ルーグと一緒に学園に入学し、オーク討伐に参加している。

ディア

 ルーグの従姉で伯爵令嬢。魔力持ちの女の子で、自他ともに認める才能の持ち主。年上なのに外見が妹にしか見えない体型。社交界にも顔を出すが、魔法研究で引きこもり生活をしていた。

 伯爵家が支援する王族派が貴族派に負けたとき、ディアが戦利品として持ち去られるところをルーグに助けられている。

 ルーグとともに学園に入学し、オーク討伐にも参加。土魔法を披露したり、前線で魔法戦闘をこなすなど評価されている。図書室に通いつめ友達ができたと、本人の談。

エポナ

 学園入学後、ルーグと知り合う勇者。模擬戦では主人公のルーグがあっさりやられるほど強く、現時点では最強。

 オーク討伐での、魔力を込めた一撃は、まるでミサイル並みの威力。戦闘時は情緒不安定なのか、興奮状態で戦う場面が見られる。

 タルトが戦闘に巻き込まれ、負傷させてしまったことを気にするなど、本来は優しい性格。

マーハ

 父親が商会の社長だったが、従業員の裏切りによりストリートチルドレンから孤児院へ。ルーグが孤児院で彼女を見つけ、暗殺の補助者として暗殺技術を仕込んだ。

 化粧ブランドの代表となり、孤児院の仲間と経営を切り盛りしている。

 暗殺スタイルは潜入と情報収集。ルーグのことは好きだが、学園には入学はしていない。

見どころ – 好きなシーン

 魔法体系が発展している世界で、ルーグが前世の暗殺者としての知識を生かして戦闘に生かすシーン。例えばセタンタを倒すときは、天空の杖による攻撃を魔法と科学の知識を生かして暗殺しているが、単純なごり押しの魔法ではなく物理法則を説明している点を評価している。

 戦闘では、勇者エポナがあまりにも強すぎる上に実は女性だとは驚くが、オーク戦で戦う彼女は人格が変わりすぎるので二重人格かと疑っている。

 この先、勇者エポナが女であるため、主人公のルーグのハーレムルートに加わるのか気になるところ。

見どころ – 関係性、ここに注目!

 ルーグとタルトの関係。

 タルトは初登場とは外見があまりにも変わりすぎる少女。何を食ったらそこがそんなに大きくなると言いたい。ルーグ様大好きで、怒らせると怖い女の子。化粧品ブランドの乳液の秘密を探りに来た暗殺者(諜報員)を、マーハとともに拷問しているが、顔に合わず怖い。

 タルトはルーグ以外に興味はなく、メイドとしての領分をわきまえているが、オーク戦で自分の恋心に気づき、この先の展開が気になる。

 ぜひ、読んで楽しんでみてくださいね!