オーバーロード あらすじ/作品紹介

あらすじ

VRMMORPG「ユグドラシル」はプレイヤー人口が激減し、サービス終了を迎える事になりました。
ずっとゲームをやり続けてきたプレイヤー・モモンガはサービス終焉の時までログインしていたのですが、サービス終了時間を過ぎてもゲームは続いています。
何故か配下のNPC達は自分の意思を持つようになっており、周囲の環境も変化。
モモンガが居城とするナザリック地下大墳墓ごと、ユグドラシルとは違う世界へ移転していました。
モモンガはこれがバグではなく、ゲームキャラクターになったまま違う世界へ転移させられたのだと理解します。
そこでモモンガは転移後の世界を生き抜く為に情報収集を開始。
モモンガは名前を「アインズ・ウール・ゴウン」と改名し、冒険者ではモモンと名乗ります。
アインズ自身は冒険者となり、そしてNPC達にも情報収集を命じ、転移後の世界を探りながら暗躍するという内容です。

アインズ・ウール・ゴウン(プレイヤー名:モモンガ)

主人公:アインズ・ウール・ゴウン(プレイヤー名:モモンガ)
VRMMOPRG「ユグドラシル」では、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のギルド長を務めてたプレイヤー。
種族はオーバーロード(死の支配者)で、lv100。
魔法使いであり、近接戦闘よりは魔法による遠距離戦が得意。
クセの強いギルドメンバーをまとめていただけあり、有能。
しかしモモンガのプレイヤー「鈴木悟」は現実世界ではしがない会社員だった為、自己評価は低く用心深く慎重に行動をします。

プレイヤー名はモモンガでしたが、転移後はギルド名であった「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗るようになります。
また冒険者としての登録名は「モモン」で、魔法でクリエイトとしたプレートメイルと大剣を装備。
得意とする魔法は封じ、あえて近接戦闘メインの戦い方をしています。
通り名は「漆黒の英雄モモン」で、相棒のナーベと共に冒険者最高ランクのアダマンタイトまで上り詰めます。

アルベド

ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバー「タブラ・スマラグディナ」によって生み出されたNPC(種族はサキュバス)。
ナザリック地下大墳墓の守護者統括しており、全NPCの頂点に位置するキャラクター。
lvは100。
転移後に自我が芽生える。
ただし転移前にモモンガがアルベドの性格を書き換えた為、転移後はモモンガの事を一途に愛する乙女に。
モモンガに絶対の忠誠心と愛情は揺らぐ事はないものの、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」は軽視しています。

デミウルゴス

ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の「ウルベルト・アレイン・オードル」によって生み出されたNPC。
種族は悪魔でlvは100。
悪魔だけあって悪知恵は働き、ナザリック勢の知恵袋ともいえる存在。
ナザリック地下大墳墓第七階層「溶岩」の階層守護者を任されています。
モモンガには絶対的な忠誠を誓っており、モモンガの事は至高の四十一人をまとめていた偉大で叡智に優れたお方だと盲信。
モモンガの為、ナザリックの為に日々奔走しています。

セバス・チャン

ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の「たっち・みー」によって創造されたNPC。
種族は龍人でlv100。
ナザリック地下大墳墓では執事としてモモンガに仕えています。
性格は製作者の影響を強くうけており、「困った人がいたら助ける」という人格者。
ただそれが元でトラブルに発展する場合も。

マーレ・ベロ・フィオーレ

ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の「ぶくぶく茶釜」によって創られたNPC。
種族はダークエルフで、ナザリック地下大墳墓第六階層の守護者を姉アウラと共に任されています。
性格は気弱で、外見は女子。
ただ性別は男なので、所謂男の娘という位置づけのキャラクターです。

見どころ

本作で好きなシーンは冒険者モモンvsクレマンティーヌですね。
モモンの中身はオーバーロードのlv100とはいえ、この時はプレートメイルと大剣を装備していて得意の魔法を封じ手としている状態でした。
相当なハンデを抱えた状態で英雄の領域に踏み込んだ人外と自称をするクレマンティーヌを一蹴するシーンが最高でした。
クレマンティーヌの実力はユグドラシルのlv30~40相当ですし、本来なら弱い物虐め的な戦闘シーンです。
しかし非人道的な行為を繰り返すクレマンティーヌに正義の鉄槌が下った!と興奮するシーンでした。

好きなカップル

本作でカップルといえば、モモンガとアルベドのカップルでしょうか。
ギルドメンバー達の生み出したキャラクターな為、モモンガの方は娘に対する愛情を抱いているといった感じです。
ところがアルベドはそんな事お構いなしの猛プッシュ!
モモンガの人形を作って抱き枕にしたり、留守中にベッドへ忍び込んでアレやコレやしたり。
お嫁さんとしてモモンガを出迎えたりと熱愛っぷりが凄いです。
現時点だとモモンガは躊躇していますが、どこまで理性を保てるか?がみどころですね。